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2010.04.01 (Thu)

さようなら。Hさん。


エイプリルフールなんですけど、
嘘じゃないうえに、悲しいお話です。



わさび、先月の半ばに、神戸新聞さんに、
写真を掲載してもらいました。その時の記事はコチラ

そのきっかけを作ってくれたのは、
私の勤務する医院の患者さん。


今日の朝、亡くなられました。


実は、わさびの写真が掲載された2日後、
H氏は、体調が芳しくなく、
この地域の大きい病院に搬送されていました。


それまでは、まだ元気だったのに。

いや、けれど、元気じゃなかったのかもしれません。

ほんとは、とてもしんどかったんだと思います。


H氏の望みは、

「家に居たい」

でした。


H氏は、もともと喘息があり、心機能が落ちていました。
そこに、肺炎を併発しました。
こうなると、自宅での療養は難しいです。

H氏自身は、
「入院はいや」
と、最後まで言われました。

おそらく、自身の体の不調を、
感じ取っていたのでしょう。

けれど、家族と、私たち医院スタッフの説得で、
入院を納得して下さいました。



自宅療養では、先が見えている。
出来ることも、限られている。


選択肢は、

このまま家で、苦しいばっかりの死を迎える。

病院で、少しでも楽な死を迎える。


の2つだけでした。


H氏本人は、前者を思ったのかもしれません。

けれど、家族の方と、医療スタッフは後者を選びました。



ただ、私は、この選択が正解だったのか、
今は、正直、分からずにいます。


みなさまは、どう思われますか?


H氏が亡くなったと報告に来てくれた奥様が、
「今までに見たことないくらいの笑顔を、
 最期に見せてくれたのよ」
と言って下さいました。

それでも、この選択が正しかったのか、分かりません。



私の中で、たくさんの心残りがあります。

H氏に、もっと出来ることがあったんじゃないかな・・?
と、思い悩むことも多いです。

そんな思いの中、やっぱり思うのは、
1度でいいから、わさびと会わせたかった。


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2010/04/01 20:17  <<  おかんのあれこれ。  >>  トラックバック(0)  |  コメント(5)

Comment

わたしもどちらがいいのか、わかりません。
毎度毎度考えますが、答えはでません。

ほんと、わさちゃんといちど会ってほしかったですね。
でも、新聞の掲載でとっても喜んでもらえたと思うなぁ。
愛犬のマルチーズ君と再会されておられますように。


cocomamachan |  2010/04/01 20:42 |  【編集】

H氏のご冥福をお祈りします。

なぜだろう?
H氏の気持ちを思ったからなのか、
奥様の気持ちを思ったからなのか、
りいさんがどっちが良かったのか悩んでいる気持ちを思ったからなのか、心がギューとなってホロッとしちゃいました。

私みたいな人間が言うのもおかしいけど、
りいさん達の説得を聞いて病院での死を選んだのは
H氏自身だったんだから、これで良かったんだって思おうよ!


きっと、H氏は天国からわさちゃんを見てくれてるよ。
だから、りいさんは毎日わさちゃんと笑顔で居てね!
元気だしてね・・・
ジェイ |  2010/04/01 22:03 |  【編集】

りいさん ご無沙汰です。
↓わさちゃん 1年生卒業と進級おめでとうございます。
うちの子も小学校入学を真剣に考えてます。いい学校近所にないかなぁ。

H氏 ご冥福をお祈りします。
難しいですね。
去年私の父を亡くしたときも同じ思いをしました。
父はとっても家に帰りたがっていました。でも、家での治療は絶対無理でした。
結局、病院で亡くなったのですが、病院でしんどい思いをして生きるのと、家に帰してあげて早く亡くなるのとどちらが良かったのかなんてやっぱり今でも分かりません。
でも、実際父のように危険な状態では退院は無理だったと思います。そして、看護師さんたちは最期まで(父が亡くなったあとの処置まで)本当によくやって下さいました。本当に心のこもった対応に私たち遺族の気持ちがずいぶん救われことは事実です。
りぃママ |  2010/04/02 04:35 |  【編集】

H様のご冥福をお祈りします。

2月に義父を見送った私ですが、次男なので今回は送る辛さを実感していませんが、実父を看護(同居)していた時にやはり「帰りたい」の言葉に一度帰宅しました。

夏でしたので、長くなる事を予想し看護出来る部屋にエアコンの取り付け工事をしたのですが、一晩で「病院に帰る」と言われました。
本人(前立腺がん)も痛みの不安があったのだと思います。

今でも良くわかりませんが、「みんなが(本人も含め)今一番と考えられることをした」でいいのではないのでしょうか。

当時は「私は何も出来なかった、私が死期を早めた」とかなり責めていましたが、その姿を子供は見ていてくれました。自分も将来と思うようです。

それより、りいさんの気持ち(医療側の方)がそう思っていてくれた事がとても家族にとってうれしい事だと思います。
うまく伝わるかどうかは別として、神様はみているので・・・
どうぞこれからもそのお気持ちを大切にお仕事を続けて下さい。
患者代表して「ありがとうv-410
クルミュウ |  2010/04/02 17:52 |  【編集】

うん、難しいね…
ケアマネという仕事をしていると、在宅で暮らしたい・死にたいという人に沢山出会うよ。
今は、在宅生活をサポートする仕組みも充実してきているから
自宅で最期を迎えられる事は可能かもしれない…
でも、大切なのはその生活をサポートする人が必要って事だと思うの…家族や医療機関がどれだけ心を一つににして関われるか…。家族は、やっぱり楽に死なせてやりたいって思うのよ…

ワンコなら、絶対に家に連れて帰るよね…。
タロママ |  2010/04/02 21:17 |  【編集】

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